冬本番の寒気が降りてきた週末は家で雑用。
合間に、前回から225日経過のサドルのオイルケアなど。
そろそろ1,500日目のブルックスB68サドル。装着時と較べると、ガサツなオーナーの荒い使い方と相まって年季が入った感じに。
黒塗りなので人気のB17系のようなエイジングはないものの、代わりに雨染みなどは目立たず雨天もおかまいなし。
シボがあるので、まず革靴用のブラシで汚れ取り。
冬のProofideは冷えて固いので、作業前に何分かポケットにでも入れておくと塗りやすく。最近は半年に一度ペースの使用なのでまだまだ減らない。
本家のビデオだと素手で塗っていたりするが、さすがに牛脂の臭いは結構取れないのでウエス使用。ハンドクリームの要領で塗り塗り。
サドル裏にも塗るかどうかは、ネットを眺めると宗教争いの雰囲気。自分は慣らしの頃は2,3度塗ったが、今は塗らない派で、路面の雨跳ね対策には脂より靴用NIKWAXを塗ったりしている。
結構色が落ちる。
数時間放置。輸入代理店のページには12時間とあった。
起毛した布で余分を拭き上げ。
サドルに付属していた工具を引っ張りだし、装着後2回目のテンションをかけてみる。
当初、テンションをかける(ボルトをノーズ方向に出す)のは正ネジ(写真奥に工具を回す)の感覚だったり。
解説のとおり逆(矢印のように回す)が正解。90度回して終わり。
サイドの紐も締め直し、内股部分のエッジのテンションを高める。
メンテおわり。
装着からあまりにも具合が良いので、もしもの時を考えて予備を買っておこうかとさえ思うサドル。なのだけれど、今のところカタログでB68を見かけた事はなかったり。
自転車好きの人たちの、一期一会のパーツに愛着を抱く気持ちがちょっとわかる気がしたような。