初瀬ダムからの勾配が緩やかになってくるとスグに長谷寺。境内駐車場の受付で自転車の駐輪場所を尋ねると、詰所わきに置いて構わないとのことでさくっと駐輪する事ができた。
仁王門は平成29年まで工事中で足場に囲まれていたり。この、見えそうで見えない感じが面白かった。
長谷寺といえば登廊。スマホカメラを使って撮影する人が大半で、あの独特な撮影ポーズ、シャッター音がなければ遠目には読経しながら廊下を行進する集団に見えてきて面白い。
こちらも前に来た時期が思い出せないが、修理されたのか綺麗になっている気がした。
本堂は十一面観世音菩薩立像の特別拝観時期だったので拝観。三丈三尺六寸の木造の仏さま、実際に見ると真下から見上げるようデザインされた大きな頭部で、より巨大に感じられるのが見事。
礼堂側も修理中で、大悲閣の寺額は間近から見る事は出来ず残念。
紅葉はこちらもちらほら。2,3美しく赤に染まったものがあったので、まだ期待できるだろうか。
こちらはねずみくじ。
五重塔付近がいちばん秋の風情を感じられたかしら。ちょうどお昼頃でうららかな陽射し。
ぼちぼち散策しつつお山を降りてゆくが、鳥見山登山でやや太腿が笑い気味だったりして(笑)
堪能して出発。駐輪代金を係の方に尋ねたら無料で構わないとのことで、界隈の満車の駐車場を思えば大変有難い。
お腹が減ったので土産物屋の通りを見ながら進むが、これといったお店がなくて草もちを食べ歩き。こちらは表面がぱりっとした焼き加減で美味しかった。
近鉄長谷寺駅から輪行で帰路へ。土産物の通りを抜けてR165をまたいで駅へ向かうと結構な勾配なので、それならと歩行者向けの近道を押し歩き、階段はサドルを肩に担いで登ってしまう。たぶんどちらでも疲労度は変わらない筈。
駅前は広いので輪行準備も問題なく。上本町行きの急行一本でうたた寝しつつ、久々の大阪をうろうろして自走で帰った。
紅葉よりも冬の到来を感じた走りだったが、それはそれで楽しかったり。