先日の旅行先でのパンクの後始末などをまとめ。
原因は小石が貫通してチューブに穴を開けたため。幸か不幸か、ギリギリ貫通しての孔だった為にスローパンクにとどまり、宿までの20kmほどを空気を継ぎ足しながら凌ぐことができた。
タイヤ裏側から。隣に水滴が写っていて見分けにくいが、タイヤを突き破って白い小石の先端が見える。
バルブとタイヤラベルの位相を合わせる小技で比較的簡単に見つけられたが、目視や指でなでるだけだと意外と分からない。
抜いたところ。以前にパンクした時より小さな孔だが、こうなってしまうと小石や砂がやすやす侵入するのでパンク頻度が跳ね上がる。ブロで長距離を走る人がシュワルベ・マラソンを愛用する理由がわかる。
犯人。ガラスやアルミなどの棄てられた人工物なら八つ当たりもできるのだけど、写真撮って釈放(笑)
で、パンク自体よりもショックだった交換チューブの不良。持ち帰って見てみるとピンがバルブより飛び出し気味になっていたり。
試しに奥の方に見える部品にピンセットを挿しこみ回してみると、締める事ができ復活したり。
バルブの中身、英式の虫ゴムは交換したこともあったが、米式の中身については知識がなくて調べてみた。
米式バルブ、バルブコアがねじ込み式で埋められているそうで、この緩みなのだそう。バイク乗りの人などにはポピュラーなトラブルなのだとか。
で、そういう工具もあるので早速ポチり。例によって安くて携帯できそうなサイズのを選んでみたり。
数回回すとバルブコアが抜けた。これ自体に問題はなかったので再び締め込んで終わり。
今回は予備チューブがサドルバッグ内での振動で緩んでしまったせいだが、レアケース(?)なパンクで、さらにレアケースなバルブ緩みの為にこの工具を持ち歩くのも悩ましい。こういう事も起きるということで覚えておくことにする。
せっかくの工具なので孔あきの古チューブからコアを抜いてみる。
ブロンプトン標準のチューブのバルブコア。
シュワルベ・チューブのコア。こちらはゴムの色が黒。試しに交互に交換してみたが装着に問題はなかった様子。何が違うのかな?
各コアを脱着してみると、通常のチューブはビンのフタのように、締め込んだ時にギュッと締まる感触があるのだが、iRC製のチューブはこれがなく、ナメてしまいそうな感じがあった。コアとバルブの径が甘い感じで、これが商品の傾向なのか単品の個性なのかは調べていない。
パンクとは関係ない話題だけど、今回予備チューブを畳むにあたって、ぺったり畳んでゆくと逃しきれないエアが膨らんで面倒だったのだが、以前購入したバルビエリの米式アダプターを流用すると便利だったり。
アダプターだけねじ込んでおくと、バルブのピンを常に押していてくれるので空気が抜けやすく大変畳みやすい。それだけ(笑)