春過ぎにニュースで知った
オレンジフェリーで輪行、船中一泊で四国へ。本来は大阪
ナトリウム灯の下で慌ただしくトレーラーが行き交う0時過ぎのターミナルへ。あらかじめ電話予約しておいた番号を事務の方へ告げて乗船券を購入。出航間際にバスで乗り込みなのでお待ち下さいとの事で、待合室で輪行準備。
他に乗客が来る気配もなく、待合室にぽつねんと一人(笑)。続々積み込まれるコンテナの、その体躯を感じさせない軽やかなトレーラーさばきを見物。ああ、コンテナだけ積んでトレーラーは降りちゃうので、船内はドライバーさんもいない訳か!
貨物も積み終わった最後にワゴンが待合室前にやってきて、カーゴにブロを載せたのちリアシートへ乗って乗船。乗客が少ないので、トレーラー用のタラップからカーフェリーのように乗り込むのは合理的。
船内エレベーターで第四甲板、受付で案内を受けて二等室へ。
二等でも一室8部屋の個室になっているのが高級感ある。施錠はできないがブロを置いておけるので安心感…といっても結局乗客は自分入れて二人なのだけど。
荷物を部屋に置いているうちにサクサクと出航。デッキに出ると暗闇の向こうの神戸の灯が美しく。
夜の
個室へ戻って就寝。ベッドや枕はシーツが洗いたてで問題なく。道中、スマホは4G圏の際で、頻繁に3Gと切り替わるので却って遅くなったり。コンセントは蛍光灯下に1つある。
船の揺れは横たわると結構わかる。もちろん機関音などもあるが、大体どこでも眠れる人なので特に気にもならず、ぐっすり。
起床。すっかり夜明けが遅く、白んでもまだ星が見えたり。船旅いいな。
到着までに船内うろうろ。浴室も貴重品ロッカーがあり、ボディソープやドライヤーなど設置されている。ので、タオルさえあればさっぱり四国へ上陸できそう。
いいお天気。
下船もエレベーター前で呼ばれるまで待機ののち、再びワゴンに乗り込んでフェリーターミナル前まで送っていただいた。ただフェリーターミナル自体はまだ開いてなかったり。ドライバーの方にうかがうと、神戸航路は自転車の旅客は比較的多いのだけど、(時間帯とか)何分不便でねぇと苦笑いされていた。
ほぼ貸し切りで深夜の船旅など、個人的には年甲斐もなくときめいた。今回はここから今治方面へ向かうけれど、次は
(続く)