井吹台谷口公園の北側を廻って進んでみる。と、突然山門だけが現れて異様さに驚く。ちゃんと金剛力士も中に居る。
さらに奥へ進むと
とにかく人気がなくて怖い(笑)ながらも、佇まいに惹かれて恐る恐る奥へ入って由緒などを読んでみると、なんと重文が3つも。
三重塔は1385年に建てられたものだそう。本堂は残っていないものの、先ほどの山門も含めて当時は広大な敷地があった様子で、太山寺と並ぶ界隈の名刹のよう。
一巡り堪能して、木陰で静かなので石碑に座って先ほどの水ようかんをいただく事に。
滑らかだけど濃くって上品な甘さ、まさしくあんこ屋さんの水ようかん。贅沢なロケーションを独り占めして大変美味しい。
その後、先に進んでみると通行止め。抜け道としては使えなかったが、寄り道としては優秀だった。
観念して井吹台を登る。上がった先にトイレがあるのが救い。
井吹台谷口公園、ため池の水鳥を見る場所などもあった。
池沿いを走ってみると、最後は階段のみになっているので注意。面倒なのでブロを担いでアドベンチャー(笑)
駅よりの方は大きな広場になっている。お昼も近いので人は居らず。で、西神南駅をまたぐ。お昼も近いので界隈のショッピングセンターで何か食べようかと思ったのだが、先ほどの登りが思ったよりこたえて食欲が湧かず素通り。
このまま進んで太山寺トンネル方面へ行くと、自転車での通行がよく分からないので南へ抜ける。室谷川に沿って阪神高速北神戸線をくぐる。
県道16と平行に延びる脇道を走る。静かでいい道。
太山寺が近づくと集落に入る。道標によると太陽と緑の道なのだそう。ハイキングコースなのかな?らしい。
ところで、さっきから追いかけてくる雲が気になる…
太山寺境内に入ると遂に追いつかれて一気に暗く。本堂手前の階段わきにブロを停めて急いでおまいりに。
お堂のなかは人も居なくなって真っ暗。納経係のお婆ちゃんが一人。巡礼帳の年号書く欄間違えたり漏れてたりで、お齢だからなあと思っていたら、住職さん来られた途端凄くしゃんとなって思わず笑った。
ブロに戻るといよいよボタボタと雨粒。珈琲店で雨宿りしようかと思ったら土曜日定休になってて残念。
(続く)