当初はJR亀岡駅から輪行して京都経由で帰ろうかと思っていたのだが、あちらの混雑を想像すると面倒くさくなって能勢街道へ。湯の花温泉街への分岐は拡張されて走りやすくなっていた。
沿道の毬栗や朝市の屋台などを見ながら走っていると、要所要所に置かれていた、手書きで丁寧に作られた小さな案内板が目を惹きふらっとそちらへ。
集落を抜けて細い道の勾配になり、道を間違えたかなと不安になりかけたあたりで再び案内板。
カフェ”The tree of Prune”さん。ちょっとした森のような中に造られたアメリカン・カントリーの庭が落ち着いた雰囲気。
入口にバイクラックらしきものもあるけれど、Mハンドルではつっかえたのでお座りさせておくのが良さそう。いつもなら屋外席なのだけれど、窓からの眺めに惹かれて屋内席へ。
いただいた生ハムサンド、ほのかに甘いパンにチーズの食感と添えられたソースが美味しく、場違いな感じでがつがついってしまった(笑)。お客さんもそこそこ居たのだけれど、干渉しない配置のせいかとても落ち着いて過ごせた。
お腹もふくれて復路へ。すでに40km走っているのもあって、京都側からの坂道はつらい。
すっかり早い黄昏感に急き立てられながらキコキコ進む。
峠を越えて妙見の森ケーブルへ寄り道。ここから妙見山まで輪行して往路の国道側へ抜けれるのかな?
R477を逸れ、坂を滑り降りて妙見口駅へ。ちょっとレトロな雰囲気の駅舎がかわいい。
川西能勢口駅まで輪行し、ふたたび猪名川の河原を走ってストレス知らずの帰路へ。いつもの野球やサッカーのグラウンドは土手にゴールポストなどを倒して台風に備えている様子だった。
サドルの上で深まる秋を堪能しつつ、総走行距離80km、よく走ったなァ。