このタイミングで歩道の切り欠きから車道に降りて走れば良かったのだが、ここまで自転車歩行者道が整備されていたのでつい直進してしまう。
結果、典型的なトンネル作業用歩道の上を綱渡り状態で走る羽目になったり。半端に敷かれた鉄板にサイドウォールが当たるとかなり怖い。
出口側はちゃんとガイドポールが立ってた。反対側も立てて置いてほしいところ。
智頭町も日本で最も美しい村連合に加盟しているみたいで、曽爾村につづいて2つ目。
かつて宿場町として賑わった場所というのは、自転車で鳥取から走ってみるとなるほどの距離感。
杉の町の看板通り、あちこちに伐採した立派な杉が積んであった。丸太の選別作業、爪のような大型アームで軽快に選り分けるさまは見事だった。ただ、花粉のシーズンには来れなさそう。
JR智頭駅に到着。列車の到着までに観光できる時間もありそう。
ふらり智頭
石谷家住宅。中へは入らず。
思い出して杉神社へ。駅前からだとそれなりに距離があるが、ブロを使えば入口まではスグ。そこからの参道が本日一番の勾配になっていたりして、半分位は頑張ったが流石に押し歩き。
杉を祭ったれっきとした神社なのだけれど、モダンというか前衛的というか、すごく大好物な感じの造り(笑)
ご神体(?)のモニュメントの奥には滝が流れていて、来る人も少ないのであろう苔むした周辺がセーブとか回復とか出来そうな神秘的な雰囲気を醸し出していたり。
満足して再び駅前へ。JRの駅の隣には智頭急行の駅もちゃんとある事に気づいたり。スーパーはくと、どっちから乗るの。
駅前の観光案内所でお土産を探すが、杉細工は流石に荷物になるのであきらめ。輪行でのお土産選びはなかなかシビア。
スーパーでパンと甘いものを買い込んで輪行準備。輪行袋はカバーリングよりもベルトを通すのに手間がかかる。
ホームで列車を待っていると、細かい雨粒がパラパラ。濡れるという程の雨ではないけれど、いいタイミングでの撤収となったかな?
スーパーはくとで三ノ宮まで1時間半。車両最後尾の席をお願いしておいたので、隙間にブロを置く事ができた。自由席の方は一両増設されていても満員らしいアナウンスで、連休も終わりという感じ。
出発した車内でおやつをいただき、うつらうつらとした頃に乗車券チェック。
女性の車掌さんによると、なんでも遠回りの乗車券なのだそう。みどりの窓口で買ったので疑いもなくいたのだけど、払い戻しが受けられるからと一筆書いてもらえたり。いい人。
一泊二日で120kmちょっと。海に山に砂丘に、景色と秋の風をしっかり楽しめた旅行だった。