このまま日生中央駅へ抜けて帰ってしまうのも勿体ないので、多田銀銅山跡へちょこっと寄り道。
近すぎて行ったことない名所旧跡シリーズ、多田銀銅山。多田神社は何度かお詣りした事はあったが、こちらは名前は聞いた事がある程度の知識しかなく、今回地図を見ていて気づいた。こんな離れた場所にあったとは。
道中のアスファルトは結構傷んでいてひび割れ気味で、ブロで走ると振動がちょっと辛い感じ。悠久の館は本日から年末年始休業中なので入口だけ。車ならここで駐車して奥を散策する様子。
野尻川沿いにさらに奥へ。ここも道路の改修工事中らしく所々綺麗になっていた。冬の澄んだ空気を抜けた陽射しが反射する小川の風情がとてもいい。
坑道入口はどこかしらと、金山彦神社まえの欄干にブロを結えて少し散策。
神社、本殿は質素で小ぶりな造りながらも境内(?)は本格的。手前のミニ鳥居がかわいい。
坑道はどうやらもうちょっと奥だったようで、再度ブロを回収して進む。
青木間歩に到着。入口は閉じられていたが坑道には灯りが点いていたので一枚。中腰で進む感じだろうか。
周囲無人なので写真だとホラー的な恐怖感だが、実際は単純に閉所恐怖が先に来る。後から調べてみると、更に奥の場所にもいくつか坑道があったそうでまた来て入ってみたい。
脇には手掘り坑道跡も。奈良の大仏建立の時代にはあったそうで、人の欲望への執念を見る感じ。
行動食をモグモグ食べながら遊歩道を戻る。短いけれど鳥のさえずりが常にあっていい感じ。年末年始の無人の旧跡巡りって静かで癖になりそうだなあ。
銅山を降りて信号待ちの途中、サイコンを見ると走行距離6,000kmを達成した事に気づく。ブロンプトン872日目、しみじみ。
界隈のお店も年越し休業、大掃除などもあるので早々草と日生中央駅まで走って撤収。今年の走り納めとなった。
年内に洗車とパーツの交換なども予定しているが、果たして間に合うのかしら…。