先日買ったラスペネ、ノズルが使いやすくてブロに限らずよく使用している。防錆能力について定番のKURE5-56との違いが気になったので、耐候試験的な事をやりだして一か月経った。
廃棄するブロのチェーンのプレートを脱脂し、ステンプレートの上に少し傾けた状態で瞬着固定。表面にラスペネ、5-56を吹いたものと、比較用に脱脂しただけのものを並べて雨ざらしで放置。
開始から3,4回雨に降られ、写真上から2枚目のように冷えて結露する夜もあって一か月、ケミカル無のプレートが順調に錆びているのに対し、今のところ両者錆びる気配はない様子。どの位保つのかな。
そんな師走第一週はおとなしく部屋のガラクタ整理など。のつもりが、出て来たブロンプトンのサスペンション・ブロックを見つけて突発的に比較走行などやってみたり。
最初に装着されていたFIRMサス。当時初めて乗った小径車、タイヤの高圧も相まってハンドルとお尻に「ガツン」と来る衝撃をそういうものだと納得していたのを思い出す。体重80kg以上の人向けのサスだそう。
走行距離で伸び悩んだブロに最初に大がかりな手を入れた際に交換してもらった標準サス。アスファルトの継ぎ目などでサドルから放り出されそうな衝撃が一気にまろやかになったのを覚えている。
装着10ヶ月経ったジェニーサス。内側のハードエラストマーにスプリングの跡が付いていた。いわゆる車のストラットサス的な構造だと思うのだけど、上の両サスの利点を併せた乗り味は抜群の快適さ。
で、各サスを交換して一定のコースを乗り比べ。折角なのでシートピラーにカメラとiPhoneを括り付け、映像と加速度センサーアプリ
断片のデータから伺うと、振動は印象通りFIRM、標準、ジェニーサスの順に小さく抑えられていた。
比較動画を作ってみた。不動のFIRMサス、サドルに乗っているだけでたわんでいる標準サス、標準サスより繊細に路面に反応するジェニーサスの違いが見える。
そんな事をしてブロンプトンを元に戻していると、シフトワイヤーのアウターが裂けているのに気付いた。
先日からたまに内装5速の変速具合が悪い事があり、例によってシフトワイヤーを締めて緩めて調整したのだが、おかしなことにギアを上げる時と下げる時でインジケータの位置が変わってしまい、調整出来ないケースがあった。半ばお手上げ状態でゴチョゴチョやるうちに直ったので今のところ不具合はないのだが、ひょっとしたらこれが原因なのかもしれない。
ブレーキワイヤーはブロ購入2年目の節目にレバーと一緒に変えたが、シフトワイヤーはそのままだった。折り畳みでストレスのかかる場所なので仕方がない。