三千院を出て実光院へ。
お庭を観ながらお茶とお菓子をいただける。お抹茶を振舞われると、自分の不作法が恥ずかしくなる歳になってしまった。
浄土を模したありがたい庭園もそこそこに、早々草とお庭へ。
不断桜が咲きはじめていた。そういう品種なのに、やはり冬の桜は寂しい気がして。
こちらも紅葉具合はあと一歩で見頃といったところ。
次は勝林院へ。入口から見える本堂は少し霞んで、そのせいかより大きく見えたり。外から見渡せるせいか眺めるだけで通り過ぎる人が多く、ほぼ貸切のような状態で拝観。
本堂の巨大さに合わせて周りの木々も高く、他とは違った雰囲気の紅葉が楽しめた。
続いて宝泉院…と思ったが、こちらもお茶のサービスが被るので門だけ。付近の紅葉は一番映えていた様子。
三千院界隈を堪能して出発。通りのお店も営業開始で賑やかになっていた。ブロを回収して帰りはバス乗り場からの道を押して降りる。続々と昇ってくる人に自転車をぶつけないよう気を遣う。
バス乗り場裏手から次の目的地へ抜けようと考えていたが、人の多さに疲れて脇道、高野川沿いの農道へ抜けててくてく押し歩く。まだ雲のかかる大原の景色が美しい。
舗道に戻って走り出すと、脇に「大原の里展望特別招待席」の看板を見つけて立ち寄り。性格的にクルマだとこういうものを見過ごすので、自転車は楽しい。
ちょっと逆光だったけれど素敵な眺め。
本日のルート、道しるべに従って寂光院を訪ねて江文峠を抜け静原へ。