白龍城をあとにして出発。西相生駅手前でR250を離れて湾沿いの県道へ。
付近のマックスバリュで行動食でも買って出発すれば良かったのだが、ここまでの道程に油断して水一本だけで走り出す。
県道568号線は相生湾の大型客船を整備(?)しているIHIの工場群を飛び越えるルートになっていて、藤戸トンネル、藤戸橋、日の浦橋、日の浦トンネルと仕掛けが続く。休日のせいか橋の規模の割に交通量はほとんどなく、眼下の工場や相生湾を見下ろしながらのんびり進む。
相生発電所の巨大な建造物を眺めながらちょっとした坂道を越え、相生湾の西側へ到達。「あっち側から来た」達成感があるのがいい。
相生湾から坂越湾に移ると赤穂市へ。今度は湾内に小島の浮かぶ風光明媚な海景になる。ふるさと海岸と銘打たれた坂越港の真っ白な護岸もキレイ。
この辺りで坂越駅方面へ折れ、千種川沿いに播州赤穂方面へ進むと早いのだが、海沿いをもうちょっと楽しみたいのでそのまま進む。
我が家でもフル回転中の蚊取り器とかの会社。工場がこの辺りに集中してるのを初めて知った。赤字の社名ロゴは馴染み深いのだけど、別棟のビルには見慣れないロゴが使われていて蘊蓄に使えそう(笑)
ここからの数kmは登りが多くなってくる。朝食はすでに消化してしまい、炎天下を水だけで走ってきているのでキツい。去年も似たような状況に陥って以来、びっくりする程消費するエネルギーへの対策には気をつけていたのだが油断した。
ようやく辿り着いた御崎レストハウスに転がり込む。駐輪場は一応屋根付きなので、柱にブロを結わえる事ができる。
店長さんらしき方は自転車がお嫌いそうで、過去に何かあったのかしら。
ちょっと霞んでいたもののオーシャンビューの席で豪勢に食事…と思ったが脱水しすぎて食欲がわかず天そば。食後にアイスクリームをむさぼるように食べた(笑)
一息ついて出発。この辺りからぽつぽつと施設も出てくる。桃井ミュージアム駐車場わきでは猫が死体かと思うお休みっぷりだったり。
赤穂御崎、伊和都比売神社に到達。瀬戸内は霞んで陽射しもきつく、島々はちょっと見えづらい。
付近はちょっと洒落たお店なども並んでいて賑わっていた。
岸壁沿いに遊歩道が作られており、撮影スポットを探しててくてく。
歩道はちょっと離れの海水浴場まで整備されており、結局さきほどお昼をいただいたあたりの真下まで続いていた。暑いけれども海水浴客はもうまばら。
ここでおもむろに海の家でかき氷をいただき、お店のわんこに癒やされてルートに戻る。
海水浴場から崖を登る10%位の坂が今日一番の登りになってしまったが、メンテ効果か足つきなしで登りきれた。
(続く)