海の向こうのブラックフライデー、自転車ショップのサイトもライトや携帯ツールをプレゼントに推してたりして面白いなあと見ていると、その中に「Brompton Toolkit入荷。在庫あり」とか、しれっと書いてあるのを見つけて物欲のままに。
ショップカートは日本への配送に対応してなかったのだけれど、駄目もとでメールしてみたところ、「いいよースグ送ったげる」と気のいい返事が返ってきたので注文。単品だと郵便扱いなので、海の向こうから一週間かからずで本当にスグ届いた。
外観は話題になった頃からさんざん見ていたが、写真よりスリムな印象。重さは160gちょっと。
アウターケースとインナーケースは、ゴムがキッチリ効いてしっかり止まっている。
タイヤレバー兼レンチ。このズレない組み合わさり方がセクシー。
8mm,10mmレンチとタイヤレバーのスポークフック。あと磁石になっているので落としたパーツの回収にも使えそう。
2013/2/20追記:タイヤレバー、初期ロットのものはどうやら折れてしまうようです。対策品は2013年4月以降に出回るらしいですのでご注意。国内代理店情報
パッチは他に6枚ついていたが、ペラペラのシールみたいなので性能はどうなんだろう。
ビットはリバーシブル。
回転部はプラパーツなので耐久力がちょっと不安な感じ。
(訂正:メタルパーツでした。)
ラチェット裏側。穴の周りのパーツも磁石になっており、差し込んだビットがカチンと吸い付く仕組み。
ツールキット端の丸みがフレーム内部奥と馴染むようになっているので、少々アバウトに差し込んでもちゃんとした向きに収まる。手前のゴムの硬さも吟味されているようで、「すこん」とはまるのが気持ちよい。
ただあまり頻繁に出し入れすると、アウターケースにキズがついてすぐ色が剥がれそうな気がする。
当然、収納状態での展開もスムース。流石に賞を獲っただけあって、色々計算された製品という感じ。
問題はお値段。ツールだけなら同じ機能を100均で揃えれば500円もあれば揃ってしまう筈。普段使いできる耐久力も怪しい気がするので、ギミックに惚れた人の趣味の逸品という気もする。車体に標準装備なら素晴らしい感じだけれど…国内販売時はいくらになるのか気になる。
12/22追記:国内価格、けっこう戦略価格?ブロンプトン関連パーツの国内価格にしては比較的安い。本国から個人輸入するよりは日本で買った方が安いですね。