ここ数日で朝晩はぐっと冷えるようになり、そろそろ近畿も紅葉シーズン到来の様子。紅葉情報を確かめながら、まだちょっと早いかなーと思いながらも京都の紅葉を探しに。阪急電鉄で烏丸駅まで輪行、賀茂川沿い北上して洛北を巡ってみる。
8時くらいから走ってみると、気温はそう変わらないのに「しんしん」と寒い京都を実感する。ブロンプトンの速度で風を切ると、もう耳や指先が痛みだす。
走り出して、サイコンの表示がおかしい事に気づく。操作は問題ないのだが、どうも発信器からの電波を受信していない様子。装着446日目にして発信側の電池が切れたのかなと思い、コンビニに立ち寄って電池を購入。
で、コンビニ前でフォーク部の発信器の電池ブタを開けたところ、寒さで手がかじかんでいて、ポロリとフタを溝蓋つきの側溝に…マヌケ…。
幸い浅い溝で水も溜まってなかったが、ピッタリシールされた溝蓋をこじるものがなくてどうしようかと思っていたら、たまたま配達で止まったトラックの運ちゃんが事態を察して「開けたろかー?」。車載のプライヤーで蓋を持ち上げ無事に回収できた。なんてラッキー、ありがとう運ちゃん!
無事に電池を交換して走りを続行、上賀茂神社のあたりは紅葉も黄葉もまだまだな感じで素通り、再びサイコンを見てみると、やっぱり表示がおかしい。速度が出ても距離が加算されなかったり、速度が0表示なのに距離は加算されていたり…。こりゃ受信側の電池じゃないのかと思い、再びコンビニへ。
ブロンプトンに乗り始めて、サイコンの表示する積算距離というのは走る楽しみの一つだなあと感じていたので、受信器側の電池交換によるリセットはとても残念。何かうまい対策を施した商品を出してくれないかなあ(追記:積算距離は手動入力出来ます)と考えながら、下に側溝がないのを確認して交換開始。
交換方法や設定方法については、サイトでPDFのマニュアルを提供してくれるCATEYEはとても便利。スマホさえあれば出先で参照できる。
上ブタを外して防水蓋と電池の取り外しは、ナイフ的な薄く尖った道具がないと厳しい感じ。交換してタイヤ周長と時刻を再入力し、あらためて動作を確認して完了。
古い電池を持ち帰って調べたところ、発信側はまだ2.8Vの電圧が残っていたが、受信側は1.5Vと死亡寸前だった。小径車は回転が多いので発信器の消耗が激しいとか読んだ事もあったが、結果は人間がカチカチいじる受信器の方が消耗が激しいようだ。
距離もリセットされ再び走行開始。京都産業大、京都精華大の脇を抜けて東へ。このあたり、鞍馬方面を目指すと思われるロードの方々をよく見かけた。紅葉はまだまだこれからといった感じ。
ぐるっと宝ヶ池公園へ。全体的にまだムラのある紅葉具合だけれど、ここまでで一番鮮やか。
サイコン関連で時間を食ったのと小雨が降りだしたのもあって、公園内へは入らず東へ。比叡山方面へ向かう観光客(?)がぼちぼち増えてきた感じで、詰まり出したR367から高野川を渡って赤山禅院へ。