麓(?)で補給したウィダーインゼリーの威力は凄まじく、さしたる苦労もなくトンネル迂回路を登る事ができた。が、途中から倒木やらが道に転がりあやしい雰囲気。行き着いた旧トンネルで通行止めの理由を知る。
そりゃないよと来た道を引き返し、結局トンネル車道を走る羽目に。リフレクターにリアランプ、ライト点灯で走るが後ろからの車がかなり怖い。トンネル内は延々緩い登りになっていて、思ったように進まないのもまた怖い。
トンネルを抜けたあたりがおそらくピークで、この先にもう一本トンネルがあるのだが、こちらは手前の迂回路が生きていて進むことができた。途中、怪談が作れそうな物凄くおどろおどろしい短いトンネルがあるのがご愛嬌。
抜けたあたりが津黒高原への分岐。あちらはスキーシーズンがメインのせいなのか、それほど遠くないのだけれど行った事がない。
少し狭くなる国道をひたすら北上。交通量も結構あるので慎重に走る。
旭川の看板と休憩所がある辺りまで走ってくると、視界が徐々に開けて蒜山へ戻ってきたなあという印象。ここからは整備された河川道へ降り、農道を渡ってゆくと国道沿いに快適に進めた。
黄金杉を通過して道が西へ折れると、蒜山高原自転車道の東端となる。湯原からの道中で予想以上に時間を食ってしまったのでこのままR482を西へ突っ切る。
眺めは素晴らしいが、自転車歩行者向けの幅広歩道が整備された集落までは道も狭く、トラックなど大型の交通量も多い。おまけにひたすら向かい風なのがブロンプトンにはかなりキツい。
ともあれ最後は好天に恵まれ、道中素晴らしい景色を楽しむ事ができた50kmだった。ルート的には湯原を起点にして蒜山を観光して戻る方が走りやすいのかもしれない。
道の駅、風の家まで戻ってサイクリング終了。蒜山焼きそばがB級グルメでグランプリを獲っていたが、ここの蕎麦もかなりお薦め。店舗の横で粉を挽いているので風味が違う。ボリュームもかなりある。お腹すいてて写真撮り忘れたのだけど、おすすめ(笑)。
ICが近いので、残った時間ぎりぎりまで周れるのもいいところで、ブロンプトンを車に積んでハーブガーデンに寄って帰った。自転車だとかなり登り甲斐のある坂なので、好きな人は是非。