2012年お盆の最後は篠山周辺を散策して、有馬で味をしめた温泉に立ち寄るルートを走る。
例によって武庫川CRを北上してJR福知山線宝塚駅へ入り、篠山口駅まで輪行する。ちょっと早めの通勤時間なので、三田で結構な人が降りた後は車内もまばら。ボックスにブロンプトンと鎮座して、朝ごはんをいただいたりすっかり小旅行。
40分ほどで篠山口駅に到着、東口を出てブロンプトンを組み立て8時30分。観光施設はまだ開いてなさそうなので、先に東の磯宮八幡神社へ向かう。
舞鶴若狭自動車道をくぐってから東への一本道は自転車のためにあるような道で、左手に広がる空と稜線のパノラマが絵画のよう。
東へ進み、八上城跡の麓に近づくにつれて史跡が増えてくる。篠山城以前、関が原前の土地を治めていた城で、この土地が古くから交通の要衝だった事をうかがわせる。
道の脇には早くも次の季節の足音が。
弓月神社。とても絵になる参道につい足を止めて見学。
寄り道しながら磯宮八幡神社へ到着。手前にある夏休みで人のいない幼稚園や小学校がノスタルジック。
お目当ては神社ではなく裸榧。世界で一本だけの、渋皮だけの実がなるという国指定天然記念物。秋に来たら実が見れるのかしら?
境内はここまでの他の神社同様、御手洗も枯れていて寂れた感じだが、社は鳥などのモチーフが精巧に彫られた美しいものだった。
日も高くなってきたので折り返し、ちょうど10時頃到着を目指して篠山城跡へ向かう。
(続く)