フレームをまたぐ時につい引っ掛けてしまう短足な自分にとって、以前付けたレザージャケットは無用なキズ防止に重宝していたのだが、先日ゲリラ豪雨でずぶ濡れになってしまった。
レース紐でしっかり縛り上げて装着していた為、ほどいてしまう訳にもいかず困った事になった。無論ある程度防水向けの革と、サドル同様のオイルで手入れはしていたのだが、湿った革がフレームにべったり張り付いたままというのは精神上よくない。
という訳で着脱容易なレザージャケットを試作してみた。なるべく出っ張りのない構造にしたかったので、ベルト等は用いず革にネオジム磁石を仕込み、フレームに貼り付けるだけの仕組み。
可塑らせてフレームに沿わせるのは成功したが、写真のように前後の縁のフィットがちょっと気になる。
装着して試走してみたところ、通常の走行では外れるようなことはなく安定していた。輪行の際にフレームと一緒に掴むとちょっとたわんでしまうのが改善ポイント。ワインレッドのオイルレザーと羊吟レースは高級感出るなあ。