春分の日、久々に晴れの休日となったので走らないテはない。輪行して先に梅田と本町で野暮用を済ませ、寝屋川と城北川を辿って鶴見緑地へ向かうことに。
先日作った自作の輪行カバーはなかなか具合よし。ただ畳むとちょっとかさ張るので、まだ改良の余地はありそう。
大阪城公園を抜けて寝屋川へ。本町界隈の静けさとは対照的に城の堀の周りは人だらけで、公園周りの歩道を走ったほうが早かったかも。森ノ宮を抜け、第二寝屋川沿いへ至ると再び一気に静けさが戻り、その極端さに笑ってしまうほど。
八百八橋の川沿いをのんびり走る。塀があるので走りながら川は見えないが、車の往来も少なく釣りしてる人もいたりして、のどか。
お昼を何処かコンビニで調達しようと川を離れて内環を走るが、こちらは人も車も自転車も物凄い混雑。どこも歩道横に自転車レーンは整備されているものの、おばちゃん自転車の右側走行も結構徹底されていて本当にカオス。
横堤駅を抜けたあたりから流れは緑地へとまとまり始める。鶴見緑地に来るのも何年ぶりか、しかも自転車で来ることになるとは。
鶴見緑地駅のすぐ側には木下サーカスのテントが立っていた。赤いテントが広い空によく似合う。
いまだに花博会場のイメージが強いのだけど、残念ながら花のシーズンにはちょっと早く、河津桜だけが満開だった。
走ってみて、敷地の約半分になる「鶴見緑地」側は自転車乗り入れ禁止なのを知った。走れる緑地公園側をぐるっと一周してみる。
万博の頃は結構広い印象だったけれど、ブロンプトンで回ってみるとあっという間に一周できた。とりあえず池のほとりのベンチでお昼をいただく。春の陽射しと少し冷たい風のバランスがすばらしい。
食後はブロンプトンを柵にくくりつけ、緑地側を散歩。やっぱり花は梅だけで、春本番が待ち遠しい。
のんびり過ごした後、鶴見緑地を後にする。北上して豊里方面へ、淀川はマラソン大会かなにかのようで、走る人でいっぱい。
淀川を渡るとすぐ近くだったのでイトーサイクルさんへ寄り道。tikitもちょっと興味あるなぁ。
帰りは神崎川へ抜け、いつものなにわ自転車道を走る。終始向かい風でだいぶキツい。
自転車、ブロンプトンで初めての春を迎える訳だけれど、寒い時は何処に居たのと思う位の往来があって驚く。1ミリも避ける気のないランナーとノーブレーキなロードとの遭遇も増え、今回初めてあわやの場面に出くわした。ある意味車道より怖い状況なので、これからの季節注意が必要そう。
3月いっぱい阪急京都線付近は工事で迂回の様子。
途中ちょっと休憩して水分補給。冷えたコーヒーが美味しいと感じるのも久々だった。
結局猪名川方面も少し走って50kmほど、晴天の下、春分の日を満喫できた一日だった。
加茂屋さんのフィンガークランプを衝動買い。
取り付けは簡単。名前と裏腹にスプリングの力がかかる為、指一本で回りにくくなったのが第一印象。とりあえず使ってみて便利さを実感してみる。