雨天の始末

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今冬、意外とよく雨に降られる。
大体が平日の通勤時なので、手間をかけて拭き上げる時間がなかったり。とりあえず屋内に入ってささっと拭く手順など。

mini O-bag

雨の日の強い味方、ミニOバッグ。入口でさっと水を拭えるので楽。
ポンチョはrin projectのサイクルポンチョ。雨具としての性能は素晴らしく、ポンチョなので走行中はハンドル周りやサドルに雨を被らないのがありがたい。ただ一日がっつり乗る為の造りなので、生地がゴツくて重く、復路で雨が止んだ場合などの再携行がしづらく、短距離ジテツウにはもうちょっとライトな用途向けが欲しいと感じてたり。

濡れたBrompton シートチューブ

濡れる前提で走る際に携行しているのは、100均の吸水のよさそうな雑巾と、ペーパータオル1枚。雑巾は新品1枚と使い古し1枚の2枚。
到着して屋内へ入る際、雨がしのげるスペースがあるなら畳む前にシートチューブ下穴から雑巾(古)を挿しこんで中を拭う。雨と一緒に跳ねて入り込んだ砂利などが、サドルを上げ下げすると心臓に悪い音を出すのを防ぐ。

濡れたBrompton

車体からボタボタ水が滴り落ちない程度には水を切り、畳んで室内へ。
濡れたタイヤがフレームと接触するので、フレームカバーをしていない場合はここに咬ませる用のウエスが欲しい。

濡れたBrompton ヒンジ

ポンチョのせいか、メインヒンジ側はそれほど水が入っていない感じなのだけれど、ステム側のヒンジ内は結構びちゃびちゃ。ペーパータオルを地金が見えてる所などに当てて吸水。グリスを拭わないように極力「当てて」吸わせる。

濡れたBrompton シートピラー

拭き上げる順序、メインフレームなどは一番に拭き上げたい所だけど、塗装とワックスに守られているので最後。樹脂パーツなども最後。
雑巾(新)で畳んだシートピラーを拭く。油に触れないように注意する。

濡れたBrompton ブレーキassy

ハンドルを立て、上から順に下へ雑巾(新)を当ててゆく。ゴシゴシ拭くとワックスごと剥がしてしまうので、しっかりケアできる時までワックスが保つように水気だけを拾うようにする。
フォークから下は雑巾(古)に替えて、グリスを極力避けて水気をポンポンたたく。ブレーキ周りの細々した処はペーパータオルで吸わせていく。

濡れたBrompton リア三角

雑巾(古)でリア三角周りをたたく。ハブやリムなどは基本触らず、週末など時間がある時にじっくり。

濡れたBrompton 足回り

リア三角を展開。雑巾(古)を上から下へ当ててゆく。チェーン周りは極力避けてフレームやクランクなどを拭く。ここで雑巾(古)にはほぼ油が付いてしまうので、使い終わったら棄てるか、コンビニ袋などに入れて隔離。
チェーン自体やスプロケットはオイルが効いているうちは問題ないので触らない。

濡れたBrompton 折りたたみ

最後にメインフレームをぽんぽんと拭く。
拭き終わって畳む時、タイヤが乾くまで雑巾(新)を咬ませてフレームと接触させないようにする。次回、雑巾(新)は洗って雑巾(古)に格下げる。

濡れたBrompton 拭き終わり

後はキャップボルト等、各ネジ頭にも相当水が溜まるので、ペーパータオルなどを当てて水を吸わせる。ネジ頭は普段の洗車の際にグリスを塗っているので、拭き逃しても少しは大丈夫。エアダスターなども常備しておけば更に楽。
以上で終わり。10分位でぱっぱっぱと。

雨でも乗る事を前提とするなら、クルマと違い高級カルナバでこってり手をかけるよりは、ささっとフクピカの方が磨き傷も少なく出来るような気がする。逆に水滴を拭くのは雑巾よりは合成セームがお薦めなのだけれど、どうしてもグリスやオイルを拾ってしまうので悩ましいところ。
この辺り、突き詰めると宗教のようなものなので参考程度に。

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