天満天神社の見晴台で咲いている梅を見つけてパシャリ。
風もあり、梅一輪相手にピントを合わせるのに必死になっているうちにすっかり冷えてしまい昼食を取ることに。何軒かある茶屋のうち、手近な処にと思っていたのだが、梅めしの看板に惹かれて八景茶屋へ。梅めしが付く定食を注文。
いつも観光地のご飯屋さんには余り期待しないクチなのだが、こちらの定食は大変本格的かつ美味。ぐつぐつ煮えた鴨鍋が寒い天気に大当たり、付いてきた梅がまた最高で大満足の昼食となった。
入口に畳んで止めたブロンプトンにお店の方が興味津々で少しお話。出発の時のリア三角展開で「おー」となるのは昔の自分を思い出してくすぐったい。
梅渓を出発。帰りは月ヶ瀬口駅から輪行して戻る予定で、列車は1時間1本なのでさくさく走る。
道中はほぼ下り、なかには10%近い勾配の所もあるのだが、北風のなか北向きに走るので寒いばかりで全然スピードが乗らない。
木津川へ到達。昨日の雨で増水し濁っていた。
月ヶ瀬口駅へ到着。
券売機がないので、お掃除中の駅員さんに発券してもらう。お一人なんですな。
輪行準備を済ませてホームへブロをゴロゴロして歩いていると、脇に一本3分咲きの梅が…。
結局この梅が今日一番の見頃な梅となった。春はもうすぐ。
待合所にブロを停めて一息つくと、待っていたかのように霰が降り始める。すぐに止んだものの、そのまま降れば積もりそうな勢いだった。
2両編成の列車に揺られて加茂で乗り換え、奈良まで戻って下りると、寒気の流れが変わったのかこちらの方が月ヶ瀬より寒くなっていた。
綺麗になった三条通を震えながら東へ走り抜け、久々に食べたくなった萬々堂のぶと饅頭を買いに「もちいどのセンター街」へ。
奈良時代より伝わるらしいお菓子なのに、初めて食べた人からは「○○みたい」とお約束の反応が楽しいバイラルなお土産。
その後界隈のポタリングも予定していたが、あまりの寒さに奈良駅にとんぼ返り。ふたたび大和路快速に揺られて帰宅した。