一夜明け、朝風呂と朝食をいただいて、チェックアウトを済ませて出発。まだひんやりとしている中で見る三木ヶ原の朝もやは本当に綺麗。
webの情報によると一周約30km、国道482号線を南北にまたいで高原ルートとパノラマルートから構成される…んだけど、出発地点の案内板ではまだパノラマルート側の道は「完成予定」扱いになっていた。
とりあえず時計回りで高原ルートから走り出す。
以前訪れた時から新しく「ひるぜんワイナリー」が出来ていた。そういえば前日の夕食でもメニューに蒜山ワインがあった。アルコール駄目な人なのでノンアルコールワイン(いわゆる葡萄ジュース)を試飲させてもらうが、これが大変美味。
いきなりへべれけで自転車はまずいので、ワイン好きな方は反時計回りルートでどうぞ。
自転車道には要所要所にこのマークがペイントされている。一般道との交差点などのポイントには同じく緑のダイヤがペイントされているので、道順に不安を感じた時は下を見ればまず迷うことはなかった。
で、いきなり緩やかながら長ーい下り坂にテンション上がる。
漕ぐことなく30km/hで下りきる。平日なのでコース貸切だったのだけれど、普段は上り下りのすれ違いもあるんだろうなあ。
ここから左に蒜山三座を望みつつ東へ進む高原ルートのメインロード。すっかり秋なので路上に枯葉や朽木の枝、そしていがぐりが大量に転がってた。さすがに踏んでもパンクはしないが、巻き上げた小枝がフラップに入って大きな音を立てるので結構びっくりした。
写真に写る先をゆく自転車は、おそらく今日出会った唯一の他の自転車で地元の方。
走りながら左側を眺める度、昇る陽射しと雲行きが作る景色が美しくて撮影してしまう。
「今日はガスがかかってちょっと残念ね」と散歩中の伯母様に教えていただく。結構地元の方に声をかけてもらう機会があり、自転車道が浸透してるんだなあという印象。
水分を買ってくるの忘れたので育成牧場レストハウスへ寄り道。寄り道はどこも結構な坂道になっていてこちらがキツい。
道中にお土産買ってもブロンプトンならフロントバッグがあるので問題なしだなあ。
休憩ポイントはかなり細かく設けてある。蒜山のシンボル粋呑(すいとん)は、昔と較べての顔がコミカルになってる気が…。
(続く)