篠山ポタから一夜明け、前日雨に濡れたブロンプトンの手入れをやっておく事にする。
バッグ類は前日からとりあえず干しておき、革製品はクリーム等でケア。サドルの座面がちょっと崩れてしまったのが気になるが、ボルトと紐でテンションをかけなおして様子を見るほかない。自作脱着式フレームジャケットは早速その機能が遺憾なく発揮され嬉しいやら哀しいやら。
ブロンプトンのパンクした後輪はリム打ちによるものらしいので、リムテープ周りに問題があるならチューブ修理しても近いうちに再発しそう。で、確認も兼ねてタイヤ装着の練習をやってみる事にする。
後輪を外してチューブの取り出しまでは大した問題もなく行えた。ブロンプトン購入時に買っておいたパナレーサーのタイヤレバーは小径のスポーク長とマッチしない感じがしたが、そのせいで困る事はなさそう。そろそろ発売される純正ツールキットが出れば置き換えよう。
全部外してみてリムテープをチェックすると、ブロンプトン購入を検討して情報収集していた時にさんざん見た、悪評高き(笑)リムテープを見る事ができた。全体的に波打って張られていたが、一箇所ニップルが露出しており、乗車一年を経てこれがチューブに孔を空けたのかもしれない。
予備チューブは買ってあるがリムテープは持っていないので、購入するまでとりあえず現状のまま戻すことにする。ビードのはめ込みはYouTubeで検索した動画を参考にしてやってみたところ、思っていたよりは楽に装着する事ができた。たぶん。
ブロンプトン標準のグリーンラベル・タイヤは、脱着を繰り返すと側面に貼り付けてある反射材シールがもろもろになってしまうようでちょっと悲しい。
あわせて、出先でこれら作業をした時、最後に携帯ポンプでどれ位空気を入れられるのかを確認しておく事にする。ブロンプトン購入早々に落として再購入したポンプを遂に使ってみる。
口を押さえてシャッコンシャッコン入れていき、ピストンを押し込みづらいあたりまで入れてみたところ、自分の腕力では大体3.8bar程度となった。規定が6.8barなので半分程、実際にこれで乗って一周りしてみると、ミドルギアでも常にトップで走っているような重さ。これは何か対策を打っておきたい感じがする。
タイヤについての抜本的な対策はひとまず保留にして、濡れて汚れたブロンプトンの洗車。
先日買ったオモチャを試してみる。
お座り状態では器具が収まるスペースが取れず、ブロンプトンを立てかけて作業を行ったが、クランクも派手に回すのでメンテスタンドがあったほうが良いツールだろう。
柑橘臭がだいぶきつい付属のクリーナーは大体3回分程度入っているが、説明書によると作業一回でクリーナーを入れ替え数回洗浄を繰り返すようなので、使い切り分なのかもしれない。
下記に作業中の動画を貼ってみた。器具を抜けたチェーンがクリーナーを拭い切れずに回って散りまくるので注意。
使用後。透明のクリーナーはすぐ真っ黒になるので、ビジュアル的に満足度は高い。
チェーンは先日も洗ったばかりだったのだが、やはりブラシが万遍なく触れるので手でやるよりは格段にキレイになる。
使用済クリーナーを処理して器具の底。磁石がついており、回収された鉄粉を見ておおー、となるのが嬉しい造り。
朝から色々やってみて半日作業となった。
ブロンプトンに乗り出して約一年の節目に起きたトラブルだったが、初めてのうちは何でも楽しい。