立冬の暦通り、朝には小雨の降る、昨日の陽気は何だったのかと思う程の肌寒さ。
先週から未舗装がちの場所を走ったブロの、泥だらけな足回りを洗う。
最近は洗車のたびタイヤを交換しようか悩む。センターのトレッドがほぼ消えてしまい、セミスリック状態が非常に具合がよくて困る。昔クルマでも似たような事をして痛い目を見たので、ほどほどにして交換しないととは思うのだけど(笑)
前後ホイールだけ外して洗浄。ブロ自体は泥除けの裏とか、ふだん手が入らない場所だけ拭き上げ。
内装もスプロケを外して拭き上げ。内部をオイルのみで運用してそろそろ2,000km、動作に目立った変化は起きていないが、そろそろ開けて状態をチェックしてみたいところ。
標準のプーリーとAZのリチウムグリスの組み合わせで500km走ったので具合を見てみる。回転はシールドベアリングのものと較べ、自分の脚で分かるほどの違いはなかった。
が、構造上雨や遠心力で流れ出るグリスが汚れを呼ぶので見た目はひどい。残ったグリスは白っぽくなってはいたが油分はまだまだ大丈夫そう。テンショナーの、スイングするアーム側のプーリーの方がグリスの減りは多かった。
ざっと洗って再びグリスを詰めたらOK。「実用車」ブロンプトンなんだなあ。
フロントも洗って組み付け。ハブは手で回してみると、一回転のうち8割位に軽く濁った感触がするようになってきた。
洗ったリム。そろそろ洗うだけでは取りきれない油染みが目立つ。タイヤを交換する時に磨いてみようか。
最後にブレーキのシュー周りを拭いて終了…と思ったら、前側のシューの減りが極端に違ってたりして調整。
ささっと、これでこれからの紅葉シーズンに望めそうなメンテ終了。