一昨年の鳥取輪行からの帰路で日本海側から
まだ記憶にあたらしい智頭駅へ到着。以前の旅の終着点が今回の出発点という感覚が新鮮だったり。
日暮れが迫る初秋から、今回はコントラストの鮮やかな夏の景色。少し走りだしただけでも涼しい風が心地よくて、いいところ。
出発してそのまま智頭街道、R373へは乗らず
道中の
智頭駅から10kmほどがゆるーい登り道で思ったよりしんどかったものの、無事タルマーリーさんへ到達。校舎?をリノベした店舗が素敵。
先の旅行の際に知ってマークしていたお店、そのうち別のチャンネルからも噂が聞こえてきたりして話題のお店なんだなあと。本日のお薦め、ジビエのハンバーガーやピザに後ろ髪を引かれつつも朝ごはんぽく、本日のスープと桃のピタにアイスコーヒー。美味しそうが伝わらない写真で歯がゆいが本当に美味かった。夏のコントラストな内装と、たまに流れてくる涼風、聞こえてくる会話の鳥取イントーネーションにほっとする。
距離もあるのでてきぱき出発。ここから鳥取県道296号を越えてR373へ渡ればショートカットできるのだけど、どうみても歯がたたない勾配なので再び智頭へ戻って本ルートへ。幸い戻りの下り坂は5速、30km/h前後でスイスイ走る事ができたので快適だった。高速巡航になると内装の潤滑をグリスからグレサージュに換えた効果がよく体感できる。
智頭宿まで戻り、だけど、今回は素通り。
杉神社前も抜けて、いよいよ自転車では初めての道を走りだす。先ほどの因幡街道、R53側に較べると驚くほど交通量が減って快適な道。
地元のアブラゼミと違い、このあたりのセミの声はひぐらしがメイン。
沿道のどうだんつつじ公園。公園の輪郭は美しい感じを受けるのだけど、シーズン的に草に覆われてナショナル・トラストみたいな風景になっていた。
少しひらけてくる山の斜面に目を惹く
ここであたりに正午のサイレンがひびく。暑くなる前に登りを終えてしまいたいところ。
(続く)