昨日走っていて少し気になった内装変速、シフターの切り替え自体に問題はないのだが、レバーの遊びが大きく、クリック未満のレバーの動きで変速してしまう症状が出ている。
いつものようにワイヤーの伸びかと思い、ブロを展開して2速でのインジケーター調整を行ってみる。
過去の内装3速の分解や経験から、5速の調整は下図のポイントでチェックしている(図自体は3速ハブのイメージで適当です)
まず内部のスプリングが張る事でクラッチが最も押し付けられ、ワイヤーに力がかからないトップギアの状態でシフトワイヤーの張りをチェック。次にそのままローギアへ落とし、今度はワイヤーが最も引っ張られた状態へ。ここでローにカチッと入らない場合はアジャスターを詰め過ぎているので緩める。
この上端、下端のチェックまででヘンな状態なら、そもそものワイヤー長かハブ内部の故障が疑われるハズ。
で、2,3,4速の調整へ。インジケーターを2速で設定するのは、おそらく上述の上端下端が「合って当たり前」の前提なのと、2→3→4速方向の変速については「バネまかせ」で基本的に調整ができないため、最もワイヤーが引かれた状態かつ、ローギアよりもポジションのタイトな2速が基準となっているんじゃないかと。
そんなリクツで、洗車後のアジャスタースレッドの接続やインジケーターの調整はかなり勘が効くようになった。ガキガキとかポキポキとか、ワイヤーの初期伸びに伴う微調整の症状はあったものの、換装当初の調整直後にあったようなギアのスッポ抜けが起こる事は最近なくなっていた。
…のだが、それでも今回は症状が収まらず、M&Mさんへ。
早速グリグリ見ていただいてあれやこれや。シフトワイヤーはリア三角付近のアウターが綻びていたので念のため総とっかえ。で、疑われたのはサムシフター。
見た目の割には早々に駄目になるパーツなのだそうで、そうなると交換するしか手はないそう。予備もないのでとりあえず注油や締め直しをしてもらい、これで様子をみることに。
お店を後にして、ちょこちょこと寄り道しながら帰路へ。
変速の調整がてら、伊丹空港が正面から望める定番の千里川沿いをてくてく歩いたり。
帰宅して8,000km達成。新調したサイコンのスリープ仕様のせいで結構距離は損(?)してる筈だけど、ともかく当初の目標の距離、1,158日目にして達成。