先日届いた2013仕様の新型ブレーキレバーへ交換してみる。
早いもので明日で愛車も満二才。という事で、他にも出来る限りの調整とかまとめて行う。
グリップを外してブレーキレバーも取り払う。2年経ったインナーワイヤーは引きぬく過程でテフロン加工がもろもろと剥がれる。
続いてリアブレーキのワイヤー。リアキャリア装備だと薄めの10mmスパナがないとボルトを回せない事に今頃気づいた。
すっきり。ワイヤーのないうちに保護テープなども剥がして洗いの手を入れる。
チェーンも新調。innotech 105の下ごしらえに前日ディグリーザー漬けにしたものを中性洗剤で洗う。innotech、ママチャリ的な使い方だと汚れが付かない謳い文句は話半分だが、水置換性と静音については良好な感触。補充時に上から別のオイルを使っても良いっぽいので、とりあえず塗る。
クランプ部分もグリスしなおしてヒンジに注油。
ブロンプトン洗浄中。ショップのメンテナンススタンドが欲しいなあ(笑)
リアスプロケット周りもバラして洗浄。隙間に塵を圧縮したような汚れがびっしり固まっていたので洗い甲斐があった。
なんとか日が昇りきる前に洗いを終え、いよいよブレーキレバーの装着へ。
新型はレバー本体部分と取り付け部が独立しているので、グリップにショートタイプのものを使っていると従来より外側で固定できる。Mハンドルの弱点であるアクセサリ装着スペースの確保に一役買いそうな?
取り付け部が隙間に収まらないと効果的でない場合も。
大まかに位置を整えてワイヤールーティング。学生の頃通学で乗ってたママチャリの、ワイヤーが外れて難儀した体験がトラウマなのか、凄く苦手な印象があるのでおさらいしまくる。参考にした資料はBrompton社のテクニカルページから。
※個人による考察です。購入ショップ技術者に正しい知識を確認の上、自己責任で作業ください。
実際やってみて、ワイヤー一つ見てもよく考えられており、あらためてブロンプトンの折り畳みの凄さを実感したり。
フロントブレーキのアウターケーブルはケーブルギャザラーで2分割されているとかも初めて知った。「FL++ = Front Lower + +」「FU+M = Front Upper + M-handle」とか刻印があって、なるほどなるほど。
無事にアウターを通し終わり、レバーのバレルアジャスターで固定、あとはインナーワイヤーを通してタイコをレバーへ収めるだけ。
…あれ…タイコがはまらない。てか、タイコ、デカ過ぎないかこれ?
(続く)