立ってるだけで汗ばむ黄金週間初日。今年は日替わり寒暖が激しすぎて、とても久々な感覚。
そんな連休のスタートは、2日前にまたもやパンクしたリアチューブの修繕とタイヤローテーションをやってみた。
今回も針でつついたような細い穴によるパンク。一気に空気が抜けないおかげで、パンク発覚後、重いながらも何とか家まで走って戻る事ができた。
で、パンクついでに前後タイヤを入れ替え。写真左が元後輪。ふだん目に付くサイドだけだと気づきにくいが、やはりセンター六角形のトレッドが前後でだいぶ減りが違う。元リアは一箇所内側のケブラー繊維が見え出している箇所があるので、今後フロントでパンクしたらいよいよタイヤを交換しないと駄目だろう。サイコンによると累計約4,400km、コスパとしてはどうなんだろうか。
過去一度もパンクしていない前輪は、タイヤとチューブが癒着しそうなくらいピッタリ密着していて剥がすのに苦労した。チューブに天花粉みたいな物を塗ってるのを見たことがあるけれど、あれどうなんだろう。
で、別件でトルクレンチを購入した。台湾製の3,000円チョイの安物、というかトルクレンチがこの価格であるというのに驚いたけれど、評判もそんなに悪くないので購入。ブロンプトンに試さないテはない。
1/4角の5~25Nmというややヘンなサイズのものなので、手持ちのアダプターなどで無理やりブロ用に使ってみたり。まあ、素人が手で締めるよりはマシ的な感覚で…。
トルクについては昔英BromptonのサイトからダウンロードしたOwner’s Manualに記載の数字を参考にしてみた。サイトリニューアルしてからこのマニュアルが見当たらないけど、どこ行ったのかしら。
リアホイールナット(22Nm)。フリー側は内装ギアのチェーンを外さないとソケットがはまらないので面倒だったり。
チェーンテンショナーナット(8Nm)。こちらも内装ギアのチェーンが邪魔。
フロントホイールナット(15Nm)。アダプターを噛ませたソケットなので、左側のフックが邪魔だった。
ハンドルバークリップ(18Nm)。使用中のハンドルが純正ではないのだけれど、結構緩んでてドキッとした。
ハンドルバーキャッチ(9Nm)。過去にも一回緩んでた箇所。ステムを畳んだ状態で締めるとやりやすい。
クランクアクスル(30Nm)。BBもクランクも純正品ではなく、使用したトルクレンチの範囲外なので触らず。純正も2013モデルはクランクが変わったから参考程度に。
ペンタクリップ(15~17Nm)。比較的よくさわる箇所だけに、ここの具体的なトルクがわかるのはありがたい。
シートクランプ(4~7Nm)。トルクレンチの最小単位が5Nmなので、それで締めてみたところ、かなり締めてもトルクに達しないので怖くてやめた。はて。
ペダル(30Nm)。右用のペダルレンチも左側の特大ソケットもないので見送り。右側はたまに踏むとプチプチとした感覚があるので気になっている。
リアヒンジスクリュー(10Nm)。ここは触らない。
ハンドルバーステム・ロックナット(20Nm)。この辺りもそのうち自分で分解できるようになりたい。
ロワーストップディスク(8Nm)。以上でマニュアル記載のトルクは網羅しているハズ。
※以上、試される場合は専門家に確認の上、自己責任でお願い致します。
メンテついでにロワーストップディスク、ブロ折り畳み時にシートピラー一本で全体をロックする素晴らしい機構。最近ここが沈んできたせいで、畳んで持ち上げた際にフレームとリアタイヤの密着が崩れて持ちにくいので調整してみる。
マニュアルではピラーとディスクの距離は1~2mmとなっているが、見てみると5mm程度は開いていたので調整してみた。
ピラーとの距離を調整したのち、スパナ2本でカシメる風に締める。
調整後。持ち上げてもリアタイヤがだらんとならず、ぐっと持ちやすくなった。
メンテは終了。さて、出かけたい。