桜の満開が狙ったように週末になったので、カメラをぶら下げてブロンプトンで出発。上着抜きで走るのは何時ぶりだろう。
旧国道を西へ走って夙川へ。土手に登ると満開の桜、と、案の定人だらけで、夙川沿いは駅からのアクセスはいいが、この混雑が嫌いで毎年敬遠してしまう。今年はその為のブロンプトンという事で、香櫨園駅まで歩いて早々に離脱。「錦繍」の舞台を走りながら更に西へ。
芦屋川を少し越えた筋を北上。この界隈は桜並木が多いので、川沿い以外だと人が集中してなくていい。車の流れは芦屋川隧道が完成した影響で多少変わっていた様子。
芦屋川沿い。夙川よりわずかに開花が遅い印象。六甲おろしの影響か、西から来る筈の桜前線はこの辺りでは逆転したりする。
芦屋川隧道の真上で記念に一枚。車の流れはよくなったようだが、人の流れが分断された感じがしなくもない。
今度はのんびり南下し、海までの宮川沿いを目指す。が、なにやらマラソン大会で道路が規制されており、桜並木のあたりも混雑していたのであきらめて通過。
河口からの夙川と甲山を眺めて東へ。
西宮浜でちょっと休憩。今年の元日にコーヒーを持ってふらっと訪れたが、今回は景色に色がついてる印象。
このまま帰るのもちょっと物足りないので、ちょっと足を伸ばして仁川へ移動。
この辺りも満開までもうひと息といったところ。そしてさらに北上、武庫川CRを使わず、見知らぬ路地を縫いながら宝塚方面へ。
宝塚はさすがに「花のみち」の通りぬけは諦め、家路を目指しつつ川沿いの桜を探す。
最初に見つけたのは宝塚第一病院そば、おそらく大堀川沿いの桜。今日見た中で一番満開。
車列が動かない日曜の中国宝塚I.C.出口をすいすいと抜け、次は天王寺川。数がまばらなのが残念。
天神川。夕日に照らされた川面と桜が美しい。あと、土手の一区間が未舗装の踏みしめられた土の道になっていたのだが、これがブロンプトンのタイヤと合ったようで、しなやかでとても快適な乗り心地だったのが印象に残った。
予報によるとあと数日でこの景色も雨に流されるようだが、混雑や駐車場に悩まされる事なく花見を堪能できて大変満足な一日だった。