明石川沿いから外れ、神鉄緑が丘駅あたりまで北上する区間に移る。ここが今回一番の難所で、緩急あわせて約1kmちょっとの坂が続く。ブロンプトン3速モデルは当然終始ローギアで挑むが、途中たまらず押して歩いた。線路沿いの普通の住宅街の中を通る道なので、自転車を押す息の荒いオッサンは傍から見るとさぞ怪しい光景に違いなかったハズ…。
業務スーパーがある辺りで上り坂は終了。再び宅地を離れて静かな道を進む。
収穫の終わった田畑の間を進むと、呉錦堂池が木々の隙間からのぞき、宮ケ谷休憩所に到着。つくはら湖周りにあった、お化けの出そうな(失礼)寂しい休憩所とは違い、しっかり造られた綺麗な休憩所。このCR、全体的に計画と工期の間に何かがあったんじゃないかと思うような出来のちぐはぐさが気になる。
休憩所にあるルート案内。神戸市のサイトにあったPDFとは違うルートも記載されている。明らかにこちらの案内の方が楽しそうなんですけど…。
休憩所で写真を撮っていてふと見ると、Stayパーツの接地部分がない事に気づく。止めた時にぐらつくのは道の傾斜のせいだと思い込んでいたらこれのせいだった。写真の履歴によると、つくはら湖畔のどこかで脱落した様子。携帯ポンプの時もそうだったけれど、リア三角の装備品は一週間保たずに失くしちゃうなあ、あゝ…。
休憩所全景。広い。
宮ケ谷休憩所を後にして、老ノ口休憩所までの最後の区間へ。途中対向車線に別れる安全対策の後、またもや下り階段。
降りてすぐ再び登り階段。まあまあの距離がある。
こちら、以前のスロープと違って階段より深い場所に自転車用の溝を掘っている為、ブロンプトンを通すとペダルが干渉する。往来もそれほどないようなので、キズを付けるのが嫌な人は中央の分離帯に車輪を乗せて押すのがよいかも。
坂を登った先は周りの風景が見えづらい道を進む。CR沿いに牧場があるらしく右手に牛舎と牛が見えるのだけれど、ここの牛は撮ろうとしない方がいい。CRとの柵もない場所で番犬が4匹ほど放し飼いになっており、止めてカメラを向けようとすると襲われそうな危険を感じた。
ここを抜けると小さな竹林を抜ける道になっているが、コーンも立っているように道の荒れがひどい事になっている。
神出山田自転車道の西の端、老ノ口休憩所へ到着。トイレと屋根付き駐輪場がある。符号表の看板があり、折り返してつくはらサイクリングターミナルでこの符号に申請すると完全走破証明証が貰えるのをここで知る。
当初は折り返して戻る予定だったのだけれど、道の荒れと階段をまた走るのも気が乗らないので、ここで寄り道の別ルートを探してみる事にした。ちなみに道中はSoftBankの電波は大体安定。WiMAXはサービスエリア内の筈なのだけれど、実際駄目な地点がいくつもあった。
(続く)